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留学体験記

今回は、札幌を離れ言葉も文化も違う浪速の国へ留学した、小舘先生の留学体験記です。小舘先生は生粋の道産子のはずなんですが、関西人のにおいがする人なんですよね~。

国内留学をするまでに

はじめに

大阪にきて3か月ほどがたちました。HPの管理人に何度も催促を受けて留学体験記を書き始めました(笑)。

国内留学をするまでに

山川一馬先生

山川一馬先生

大阪急性期総合医療センター

大阪急性期総合医療センター

初期研修を終えて、重症患者を治療する救急・集中治療に魅力を感じ、北大救急に入局しました。大学病院で、日々の臨床を楽しんでいましたが、医師になって4年目になった頃、将来、どのような救急・集中治療医になるのかを考え始めました(管理人注:そんな風には全く見えませんでしたが、、、、)。
北大救急では救急/重症患者の集中治療に軸足を置いて勉強していましたが、救急医としてできることを増やしたいと思い、自己完結型の救命センターで学びたいと考え始めました。自己完結型の救命センターとして、救急の老舗/名門である、東の日本医大救命センターと西の大阪大学特殊救急部が思いつきましたが、東京・大阪の事情がまったくわからない私はまず、当HPの管理人に相談しました。HP管理人から、当時ボストンに留学中の山川一馬先生を紹介して頂きました。

山川先生は北大出身の救急医で、大阪急性期総合医療センターに在籍していますが、相談当時はボストンの研究室にいたため、Skypeを使用して、朝のボストンと夜の日本で大阪の救急事情を伺いました。大阪には数多くの救命センターがあり、いわゆる自己完結型、独立型の救命センターの運営形態をとっている施設が多いです。Skypeで大阪府立急性期・総合医療センター、泉州救命救急センター、千里救命救急センター、関西医大総合医療センターなどを紹介して頂きました。全ての病院を見学することはできなかったのですが、見学した病院の中で外傷症例を中心に学びたい気持ちと、その他の敗血症、中毒、熱傷などの症例も継続して経験したい気持ちもあったため、幅広い症例を経験できる大阪急性期総合医療センターの救命救急センターにお世話になることを決めました。

生まれてから医師になるまで札幌から出たことのない私としては、北海道から出て大阪にいくことに関しては外国の土地に行くような気分でした。
その当時、独身の私は付き合っていた彼女をどうするのか、「大阪に連れていくのか?」、それとも「一人で行くのか?」が大きな問題でした。彼女の意見はまったく聞かず、勝手に大阪に行くことを決定してしまいましたが、一緒に大阪に移動することに理解を示してくれました。生活能力が低い私としては支えてくれる人が近くにいることは非常に有難いことであり、今回の国内留学をきっかけにそのまま結婚しました(笑)。
大阪に行くことを決めなければこんなに早く結婚するとは思っていませんでした。人生は何があるかわからないものですね。

大阪上陸編につづきます。