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留学体験記

さて、今回はBostonでの私生活をレポートしてくれています。写真の中には見知った顔がチラホラと。

Bostonでの私生活

救急医になって以来、大学と外勤を含めて月10回以上の当直が当たり前の生活を送ってきましたが、学生時代以来の「当直なし、(基本的に)土日休み」の生活を送っています。朝は娘の幼稚園まで一緒に行った後に出勤、帰りも常識的な時間に帰宅しています。健康的な生活を送ることができているせいか(+異国の地での生活のストレスで)、渡米後体重が6kgほど減り、無理することなくそれを維持できています。
よく聞かれる食生活に関してですが、妻がきっちり日本食を作ってくれているおかげで、「That’s American」的な食事はほとんどしていません。今のご時世、アメリカでも日本の食材を、ほぼなんでも買うことができるのですがとにかく高い!納豆が3ドル、もやし2ドル、、、などなど、とにかく高いのです。でも、「日本なら~~円なのに」と思うから「高い!」と感じるので、「そういうものだ」と思うようにしました。得体のしれないアメリカの安いものを食べて体を壊すよりはマシですから。
あまり外食はしていませんが、夏にHarvard Universityの近くにある「Hokkaido Ramen Santouka」に初めて行きました。みなさんご存知のあの「山頭火」です。渡米当初は、Bostonに来てまでラーメンなんて食べなくても、、、と思っていたのですが、どうしても食べたくなるんですね、ラーメンが。もちろんお値段は日本の2倍近くしましたが、冗談じゃなく涙が出るほどおいしかったです。

北大ジンパの一コマ 北大ジンパの一コマ

北大ジンパの一コマ

ボストン救急集中治療医交流会

ボストン救急集中治療医交流会

何カ月ぶりかの湯船

何カ月ぶりかの湯船は最高でした

自宅は、幸運にも私が渡米するのとほぼ同時期に帰国する予定だった日本人研究者の先生から、マンションはもちろん家具、車など生活に必要なすべてを引き継ぐことができ、比較的早めに生活を安定させることができました。私の所属するBWHを含む、Harvard Medical Schoolの関連病院・施設が集結しているLongwood areaに近いせいか、同じマンションに日本人家族が非常にたくさん住んでいて、ときにアメリカに住んでいることを忘れるくらいです(笑)。 北大医学部の同門の先生も何人か住まわれていて、何度かご自宅にお邪魔してパーティーをしたり、懐かしの「北大ジンパ」をマンションの中庭にあるBBQスペースでやりました。

「ボストン道産子会」いうユニークな会は、医師だけでなくMITに留学に来ている学生や企業派遣の方も参加されており、普段はなかなか接する機会のない異業種の方々と知り合うことができ、私にとっては新鮮で刺激を受けるものでした。ちなみに「道産子」ということで参加者は北海道出身者が中心ではありますが、「道外出身でも北海道に住んだことがある」、あるいは「北海道に行ったことがある」、さらには「北海道に好きならよい」というように、要するに誰でも参加できる会のようです。

そしてやはり「ボストン救急集中治療医交流会」は、私の最も好きな会です。近い将来、日本の救急・集中治療を背負っていくだろう優秀な面々が、お酒の力を借りて(?)、普段は言えないような本音をぶつけ合い、異国での生活などによる日ごろのストレスを発散しています。
だんだん生活にも慣れてきましたので、せっかくの海外留学の機会をさらに有意義なものにするために、日本人だけでなくアメリカ人や他国からの留学生とも交流を広げたい、というのが今後の目標です。

10月末のHalloween、11月末のThanks giving、12月のクリスマスなどアメリカを感じることのできるイベントも経験しました。11月末から年末までの期間は”Holiday season”と呼ばれ、あちらこちらにクリスマスツリーやライトアップの装飾が施され、街全体がお祭りムードとなります(仕事は休みではないです)。クリスマス後には、渡米して初めての旅行としてニューヨークに行ってきました。ボストンから車で4時間くらいで行くことができます。マンハッタンはホテルや駐車場が異常に高いのでハドソン川を越えたニュージャージーにホテルを取り、そこからマンハッタンの夜景を楽しみました。
ホテルには肩まで浸かることのできる浴槽がついていたので、日本の物を扱うスーパーマーケットで入浴剤を購入して、数か月ぶりの入浴を楽しみました。やはり日本人、シャワーだけで済ますのではなく、湯船に浸かる幸せを感じました。