先進急性期医療センター ホーム > 留学体験記 > [Boston留学第6回]ラボの移動

留学体験記

今回の和田先生の留学体験記は12月に移動した新しいラボの紹介です。

ラボの移動

Harvard Medical School

最初にご報告しなければならないことがあります。2016年4月よりBoston Universityで留学生活をスタートさせましたが、様々な偶然やいろいろな方との出会いがあり、限られた海外留学生活期間をより有意義に過ごすためには何が一番重要であるか熟慮に熟慮を重ねた結果、Brigham and Women's Hospital/Harvard Medical Schoolに異動することを決心し、12月より新たな環境で研究生活をスタートさせました。
異動にあたり、留学のきっかけを作ってくださったBoston UniversityのDr. Kurosawaをはじめとするすべてのスタッフ、またKurosawaラボを紹介いただいた丸藤教授には大変なご迷惑をおかけいたしました。最終的には皆様に自分の選択を支持していただき、この留学はいろいろな方々に支えられ成り立っていることを改めて強く感じているところです。

Dr. James A. Lederer研究室

Brigham and Women's Hospital(BWH)

私が住むボストンは、アメリカ北東部ニューイングランド6州の一つMassachusetts州の州都であり、ご存知の通りハーバード大学やマサチューセッツ工科大学(Massachusetts Institute of Technology: MIT)に世界の頭脳が集まる「学術都市」として知られています。私はハーバード大学医学部の関連病院・施設が集まるLongwood Medical Areaに位置するBrigham and Women's Hospital(BWH)の研究室に所属しています。BWHは、臨床面はもちろん、研究面でも3000人近くのフェローを抱え、NIHのグラントも全米で毎年上位に入る獲得金額を誇る全米屈指の病院です。

ラボのメンバー

最前列がボスのJames A. Lederer

私の所属するDr. James A. Lederer(通称Jim)研究室はBWHのDepartment of Surgery (Immunology)に属する部門で、外傷・熱傷・感染などの侵襲病態における免疫学研究を専門としています。PIであるJimは、他のPI同様施設内外のミーティングやグラント申請で超多忙にも関わらず、時間を見つけてはラボに顔を出し自らHoodに座って実験を始めたり、我々フェローらに指導をしたり、ときにはちょっかいを出して邪魔をしたり(!?)、とにかく実験が好きで、部下を大切にするあたたかいユーモアあふれるボスです。毎週金曜日のラボミーティングでは、「ボストン一美味しい」とも評されるピザ屋のピザをみんなで食べながらデータ発表やディスカッションをしたり、金曜夕方になるとJimからビールを買ってくるよう指令を受け、みんなで乾杯してほろ酔いになってから家路につくなんてことも珍しくありません。とにかく、これ以上居心地がよく過ごしやすい研究室は他にないのではないか、と思うほどです。
そんなJimが率いる研究室ですからメンバーもみな親切、フレンドリーで各人Jimラボのメンバーであることに誇りと喜びを持って毎日仲良く和気あいあいと実験をしています。